ファイナルシャルプランナーを志した理由
名著「お金の大学」を読んで両学長のYouTubeを見るようになり自分お金の知識無いわって思ってからなんとかしてお金にまつわる知識を備え付けたいと思ったことがファイナルシャルプランナーの資格をとろうを思ったのが率直な理由です。本当に今までお金の知識はゼロで年金が支払われるのもまだまだ先のことだって現実を見ようとしなかったのでコロナ禍で給料が目減りし明日がどうなるかわからないという現実に直面して初めて焦りを感じ始めたということが自分自身を突き動かした原動力となったのでした。株や投資のこと等も一通り調べて周りの友人に話したところ、「ファイナルシャルプランナーにでもなったら?」と言われたともあり、確かに言われてみればYouTubeや書籍だけの浅はかな知識だけで人に語るには説得力に欠けるなぁと思ったのも影響していたのも事実ですが。。。
ファイナルシャルプランナー資格取得への第一歩
ファイナルシャルプランナー資格を取得するためには当然のことながら試験を受けて合格する必要があるので「まずは試験申し込みだ!」と思い申し込むことに。。。
申し込む前は「自分にファイナルシャルプランナーの資格なんてとれるんだろうか」という不安と「継続して勉強できるだろうか」という葛藤がありました。
しかし、「やると決めたが吉だ」と思い、この熱意が冷めないうちに申し込んでしまえば勉強するだろうと考え「エイヤー!」で申し込むことにしました。
申し込んだのは日本FP協会の「3級FP技能検定(資産設計提案業務)」というもの。受検料は学科・実技ともに3000円の計6000円と事務手数料。
インターネットからあっさりと申し込むことができ、「あとは教材を買って勉強スタートだ!」とあらかじめYouTubeで調べていた「みんなが欲しかった!FPの教科書&問題集」をメルカリでゲットし嫌でも勉強する環境に自分を追いやることに成功したのでした。
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いざFP取得に向けて勉強!
FP資格取得への近道は通信講座やスクール等もあると言うけれど私は独学を選びました。その訳は単純ですが他に学習コストをかけることはしたくなかったからです。
しかし、いざ勉強を進めてみると初めて触れる言葉が山のようにあって「全然わからん」と勢いよく申し込んだことに後悔することになったのです。
初めは教科書を熟読して後から問題を解くことにしていたのですが教科書を読んで理解していたはずの問題が解けず焦りしか出てきませんでした。
FPと一言では言うものの科目が
・ライフプランと資金計画
・リスク管理
・金融資産運用
・タックスプランニング
・不動産
・相続事業承継
の6つに分かれていてこんなにもたくさんの分野を勉強しないといけないのかと勢いで申し込んだ自分を悔やみました。
教科書には問題集を3周解くことが合格への近道だということが書かれていたのでとりあえずわからんなりに3周を目標に期限を決めて解くことにしたのです。
勉強から1か月くらいが過ぎなんとか問題集を1周することができ、2週目を回ろうとしたその時、前に解いたし覚えてるやろうと思い問題に対峙するわけなのですが「あれ?ぜんっぜん忘れてる」と自分の記憶力の虚しさを痛感したのです。この時すでに「ヤバい」という焦りさえ感じ始めていたのです。
問題集も2週目が終わり3周目に差し掛かったところ、チラホラ記憶していた問題が頭に残っていたこともあってわからん問題も少なくなってきました。
というものの、このままの勉強方法でよいものかという独学での勉強スタイルに疑問を抱くようになり、通勤の車の中でも耳で聞いて覚えることができないかとYouTubeで解説しているものを探すとすぐにヒットしました。
「1級FP技能士おーちゃん」さんがわかりやすくYouTubeで解説されているのでそちらを毎日の通勤の車内で耳で聞いて覚えることに。

これが本当に吉と出て、今まで解けなかった問題がスラスラ解けるようになり3周目が終わってから過去問を解くと9割近い点数を取ることができていました。
本当におーちゃんさんには助けてもらいましたし、インターネットで情報発信するには人の役に立ってこそだとつくづく感じました。
いざFP試験本番!
試験当日は9時40分に会場に集合。
その日は6時に家を出て車で会場周辺のコインパーキングに車を停めて少し緊張した面持ちで試験会場へ。
余裕を持って家を出たはずなのに結構ギリギリでの会場入りとなりました。
少し早めに着いたら教科書や問題集の見直しをしようと思っていたのに問題集の走り読みくらいしか出来ませんでした(汗)
しかし前日に過去問で9割近い正解率を叩き出しているだけあってどこかしら変な自身が芽生えていたのです。
午前中は学科試験で問題数は60問、時間制限2時間。
試験監督の試験開始の合図で試験が始まり、1問目から答えがどっちつかずの問題でいきなり焦燥感に駆られることに。。。
しかし、2問目以降は冷静を取り戻し、問題を解いていくうちに合格基準の6割は大丈夫だという確信めいたものがみなぎってきました。
なんなく学科試験を終えて昼休憩をすることに。
大学が試験会場なんですが付近にコンビニ等が無く、大学内のコンビニや飲食店もその日は閉まっていてランチ難民が発生してしまうとか。
私は運良く、小腹が空いた時のためにパンとお菓子を持っていたのでランチ難民になることは免れましたがコロナ禍ということもあり、食事をする時に座る椅子数に制限があり地面に座り込んでおられた方も多数で天候が悪いときは大変だなと感じました。
さぁ、昼から実技試験です。午前中の学科試験の手ごたえがまずまずあったせいかちょっと余裕シャキシャキでどっしり構えていたせいなのかゆっくりと時間をかけて問題を問いていたことで半分くらい解き終わるころに時間を確認するとあと30分しかないことに気付く(再汗)
実技試験は計算問題もあり、学科試験より制限時間が30分短いこともあり時間に追われて最後まで問題を解き終わるのにかなりギリギリになってしまいました。
実技試験も学科試験同様に6割以上正解で合格となります。
6割を超えている手ごたえは十分にあったのですが学科の出来が良かっただけにめちゃくちゃ不甲斐ない想いで試験会場を後にすることになりました。
帰宅後、日本FP協会のHPにて模範解答を確認することが出来たので持ち帰った問題集に控えていた回答を照らし合わせて自己採点することに。。。
なんとか学科は9割近い点数で、実技は配点が明確ではなかったので7割程度はとれているだろうという算段に。
ひとまず、今まで勉強してきた自分にお疲れ様。安堵の祝杯を挙げることに。
結果発表当日
結果発表は6月30日で日本FP協会のHPから確認できるとのことで合格しているはずの合格発表を恐る恐るアクセスすることに。
そしたら見事、合格!
晴れて3級FP技能士に!
しかし、なんだか達成感というか充実感が満たされない。なんだろう。この不完全燃焼感は。
その正体は今まで試験に合格することだけを重点に置いて学習に取り組んで来たことで試験対策をはバッチリだったのですが当初の目的だったお金の学習や知識の定着という意味ではかなり微妙だと感じていました。
資格は取得出来ても何かを語れるような知識がないことを薄々気付いていました。
その瞬間やるしかないと腹をくくり次は2級FP技能士を目指すことに。
早速9月12日に実施される試験に申し込むことを決意し、またまたメルカリにて教科書と問題集を購入し、勉強を励む日々に再度突入することに。
心が折れそうな日々
いざFP2級の学習を進めていると3級よりも内容は奥深くなり問題形式も3択から4択問題になり難易度が上がりました。
3級を勉強していた時の勉強スタイルを思い出し、問題集を3周するのですがなかなかこれが正解出来ず最初は5割程の正解率となっていました。
しかし、3級でもお世話になってきた「おーちゃん」先生のYouTubeに助けられ、基本的な問題は解けるようになり、問題集を2周・3周する毎に理解度が増していくのが実感出来ていきました。
こうして無事問題集を3周、過去問をまたしてもやり遂げ、試験当日を迎えることに。
FP2級試験前日
3級試験の時とは会場が違い、近隣のホテルに前泊をすることに。試験前日はYouTubeで入念に「おーちゃん」先生の動画で試験対策を行い、今まで自分を幾度となく苦しめてきた問題達と再度立ち向かい解き倒し、早めに就寝して試験に備えることに。
でも今思うと少し、少し酒が足りなかったような気もする(笑)
いざ2級FP試験当日
3級試験の時と同様、集合時間は同じく、最寄り駅で降車し会場に向かうことに。今回は少し余裕を持って会場入りするつもりがランチを買い損ない、駅近所のスーパーに戻り買い物をしていると今回もあまり時間に余裕があるとは言えず会場入りすることになりました(汗)
難しい回だった2級試験
学科試験が始まり、5問程は順調に問いていたのですがその先に進むにつれて問題を解くペースが急激に遅くなりわからん問題続出し、焦燥感マックスでこれは落ちたかもと落ち込むことに。。。
とこが技能試験は直前に見ていた問題がピタリと当たり、なんとか解けた感を残し試験を終えるが出来ました。が、FP試験の実技試験は制限時間ギリギリになり、めちゃくちゃ時間に追われる試験だと痛感させられました。駆け足で解いたので計算ミスがないといいのだけれども。。。
この日のTwitterを見ていると「FP2級試験難しかった」というコメントが何件も見られ、やっぱり自分が感じていた難しさは他の受験者も同じことを感じていたのだと確信し不安な気持ちは自分だけじゃなかったんだと戦友がいることにふと感激したのでした。
この日は、3級の時とはうって変わって、めちゃくちゃ自信のないまま神にすがる想いでドキドキしたままも夕方に自己採点を行いました。
なんと学科は60点中42点。このまま何もマークミスが無ければ合格基準は達していることに。。。およそ7割の正解率で学生時代のテストの点数であれば学年の平均点にも満たない程の点数でありますが今まで学習してきた道のりを振り返ると報われた気持ちになりました。
そして、次に実技も自己採点することに。学科よりも実技の方が自身があり、何分配点がわからないということもあるのですが学科よりは良い点数になっていたのかと感じました。
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